『美容外科と美容皮膚科を分けて考える時代ではない』——5月28日開幕の第114回JSAS会長発言を受けて、貴院ホームページの診療メニュー構成を見直す
2026年5月28日、第114回日本美容外科学会(JSAS)が都内オークラ東京で開幕しました。会長を務める今泉スキンクリニック院長の今泉明子氏は、『美容外科と美容皮膚科を分けて考える時代ではなくなっている』との認識を示しています。学会で語られたメッセージは、そのまま貴院ホームページの診療メニューの並べ方にも響く話です。

メディカルサインの中村です。
「美容外科」と「美容皮膚科」を上部メニューで2つに分けたホームページ。ひと昔前の美容クリニックではこの構成が長らく当たり前でした。診療体制を素直に映し出した形で、整理として自然です。
ところが、今ではこの領域分けは曖昧なものとなってきています。今回のJSASでは、同じ「ほうれい線」「目の下のクマ」に対して、外科的な選択肢と皮膚科的な選択肢を、一つのテーブルで並列に議論する流れが前面に出ています。
学会が境目を解いている理由は、患者さんの側にあります
当たり前ですが、患者さんは悩みを解決する治療を受けたいのであり、それが美容外科なのか美容皮膚科なのかは重要なことではありません。
「目の下のクマを取りたい」と思っている患者さんは、それが切る手術なのか、注入治療なのか、レーザー治療なのかを、来院前には分かっていません。ホームページで「美容外科」のタブを開いて見つからず、「美容皮膚科」のタブに移動し、それでもピンと来ずに離脱する。アクセス解析を開くと、この動きが数字に残っています。
学会は「業界が領域を分けないほうが患者さんに届く」と気づいて動き始めました。一方、貴院のホームページが領域別の構成のままだと、診療の幅と、患者さんの探し方の幅が、入口でずれてしまいます。
では、貴院のホームページはどう整えていけばよいか
既存の「美容外科」「美容皮膚科」のメニューを消す必要はありません。並列で「お悩みから探す」という入口を1つ加え、「目の下のクマ」「ほうれい線」「毛穴」「シミ」など、患者さんが普段口にする言葉で並べる。その先のページで、外科的な選択肢と皮膚科的な選択肢を、メリット・ダウンタイム・費用感を並べて見せる。これだけで、検索から来た患者さんの動きが変わります。
カウンセリング資料も同じ方向で整え直したい部分です。「ほうれい線」の相談で、外科の医師が外科の選択肢を、後日皮膚科の医師が皮膚科の選択肢を別々に説明する流れがある院では、患者さんが2回別の話を聞くことになり、判断が後ろ倒しになります。「ほうれい線に対して当院でできること一覧」を1枚にまとめ、適応・費用・ダウンタイムを横並びで載せる。決めるのは患者さんですが、判断材料が一度に揃うと、提案の押しつけ感がなくなり納得感が上がります。
医療広告ガイドラインの範囲内で、効果の保証や比較優位の表現を避けながら、「悩みから始める」「選択肢を並べて見せる」構成に整える。学会が向かう方向と、貴院ホームページの見せ方が同じ向きで揃ったとき、患者さんからの信頼の積み上がり方が変わってきます。
「うちのホームページ、診療科別のままだったかも」と感じられた院長先生は、ぜひ一度ご相談ください。医療現場歴10年の伴走者として、貴院ホームページのグローバルメニューから悩み別の入口設計、カウンセリング資料の構成までを、医療広告ガイドラインの範囲内で整える支援を行っています。お問い合わせよりお気軽にご連絡ください。
出典: 日本美容外科学会(JSAS)第114回学術集会公式プログラム(2026年5月28〜30日、都内オークラ東京)、ヒフコNEWS「第114回日本美容外科学会(JSAS)が開催へ 今泉明子会長が掲げる実践重視の学び」(2026年5月28日配信、https://biyouhifuko.com/news/japan/17982/ )、厚生労働省「医療広告ガイドライン」公式ドキュメント

中村崇雄メディカルサイン代表
20代をWeb業界で、30代を美容クリニックの広報・マーケティング担当として過ごす。2023年にメディカルサインを創業し、「Webと、AIに詳しい人が、院内に一人いる」状態を月額で実現するパートナーとして、医療現場のとなりで伴走している。
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