クリニックのSEO業者に頼む前に見抜きたい3つの点
「クリニックのSEOは業者に頼むべきか」。よくいただくご相談です。SEO業者のすべてが悪いわけではありません。けれど、頼んでから後悔しないために、契約前に見ておきたい点があります。順位保証・被リンク販売・ガイドラインへの姿勢という3つの視点から、業者を見極める判断材料を、院長先生と一緒に整理します。

クリニックのWEB集患やSEO対策を支援している、メディカルサインの中村です。
「クリニックのSEOは、業者に頼んだほうがいいのか」。院長先生から、よくいただくご相談です。先にお伝えしておくと、SEO業者のすべてが悪いわけではありません。技術的な土台づくりなど、専門家と組んだほうが早く進む部分は確かにあります。
ただ、頼んでから「思っていたのと違った」とならないために、契約前に見ておきたい点があります。今日は3つに絞ってお話しします。クリニックのSEO完全ガイドの、業者選びのパートを詳しくしたものだとお考えください。
1. 「上位表示を保証します」と言い切る業者
まず気にしておきたいのが、順位の保証です。
検索順位はGoogleのアルゴリズムが決めるもので、Google自身も「特定の順位を保証することはできない」という趣旨を明言しています。それにもかかわらず「1位を保証します」と言い切る業者は、実態と合っていない可能性があります。以前は、無理な手法で一時的に順位を上げるやり方も通用しました。ただ、Googleの対策が進んだ現在は、その一時的な上昇さえ望めなくなっています。つまり、はじめから守れない約束なのです。
正直に打ち明けると、私も前職の頃、順位保証をうたう業者に任せて一時的に上がったものの、Googleの更新で一気に飛んだ経験があります。保証という言葉の安心感ほど、危ういものはないと学びました。
2. 被リンクを「大量に販売する」業者
次に、被リンク(外部サイトからのリンク)の売り方です。
「リンクを○本で△円」といった形で、大量の被リンクを販売する業者には注意したいところです。かつては効いた手法ですが、2012年のペンギンアップデート以降、不自然なリンクはむしろ評価を下げる要因になりました。買ったリンクが、後になって足を引っ張ることもあります。
今も被リンク自体に意味はありますが、それは「自然に紹介される」ことで積み上がるものです。お金で数を買う発想とは、別のものだと分けて考えたいのです。
3. 医療広告ガイドラインに無頓着な業者
そして、クリニックだからこそ外せないのが、この3つ目です。
一般的なSEO業者のなかには、検索順位のことは詳しくても、医療広告ガイドラインを知らない方もいます。順位を上げたい一心で、効果を言い切る表現をホームページに書かせようとする。それは、規制に触れる危険と隣り合わせです。
貴院のSEOを任せる相手は、検索の知識と同じくらい、医療広告のルールを分かっている必要があります。ここを確認せずに任せると、集患どころか、思わぬリスクを抱えることになりかねません。
見極める目を持って、良い相手と組む
3つの点は、裏を返せば「良い業者の条件」でもあります。順位を保証せず現実的な見通しを示す。数ではなく中身で評価を積む考え方を持つ。そして、医療広告ガイドラインを踏まえて表現を整えられる。こうした相手であれば、丸投げではなく、院長先生と一緒に育てていくパートナーになれます。
業者を疑うためではなく、良い相手を選ぶために、この3つの目を持っていただけたらと思っています。
「今のSEO業者に任せたままで大丈夫か、一度見てほしい」という院長先生は、ぜひご相談ください。医療現場歴10年の伴走者として、貴院のSEOの現状確認から、ガイドラインに沿った改善までお手伝いします。お問い合わせよりお気軽にご連絡ください。
出典: Google 検索セントラル(SEOに関する基本方針、検索順位は保証できないという見解、および不自然なリンクへの対応について、https://developers.google.com/search )、厚生労働省「医療広告ガイドライン」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000206553_00012.html )

中村崇雄メディカルサイン代表
20代をWeb業界で、30代を美容クリニックの広報・マーケティング担当として過ごす。2023年にメディカルサインを創業し、「Webと、AIに詳しい人が、院内に一人いる」状態を月額で実現するパートナーとして、医療現場のとなりで手を動かしている。
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